雑感(成功体験)-つれづれなるままに税理士 Vol.16-
成功への近道は、成功体験の積み重ね
成功への近道は、特別な才能や要領の良さではありません。
それは、小さくても確かな「成功体験」を積み重ねていくことだと、私は考えています。
私は中学1年生まで、本当に勉強が大嫌いでした。成績も非常に悪く、親子面談では担任の先生から
「このままでは近隣の高校で行けるところはありません」と言われたほどです。そこで仕方なく一念発起し、勉強に取り組みました。人は追い込まれると、思っている以上の力を発揮できるものです。
結果として成績は上がり、無事に近隣の高校へ進学することができました。これが、私にとって人生で最初の成功体験でした。
その後、社会人となり、税理士試験に挑戦しました。受験当初は仕事をしながらだったこともあり、
「できるだけ効率よく、最小の努力で最大の結果(合格)を出す」ことを意識して勉強していました。しかし、その結果、簿記論で3回不合格。ここで再び一念発起し、効率を度外視して、量と時間をかける勉強に切り替えました。その結果、無事に合格することができました。
このとき得た成功体験は、「自分の器では、効率よく勉強する程度では通用しない」「私にとって税理士試験は、死ぬ気で向き合わなければ受からない試験である」という現実を、身をもって理解できたことでした。これは、単なる合格以上に、今の私を支えている大きな成功体験です。
これらの成功体験が、現在の私自身の判断基準になっています。
成功体験がない、あるいは少ない人は、今行っている努力の方向性が正しいのか分からず、迷いが生じがちです。その結果、成果が出る前に諦めてしまうことも少なくありません。一方で、成功体験がある人は、「これくらい頑張らなければ成果は出ない」「すぐに結果が出なくても、この状態を続ければ必ず結果につながる」という感覚を、経験として理解しています。
成功体験のある人は、さらに成功体験を積み重ね、前へ進む。成功体験を積めないままの人や組織は、同じ課題の周りを回り続けてしまう。その差は、時間とともに確実に広がっていきます。これは、経営や仕事、そして人材育成にも全く同じことが言えます。成果を出している会社には、必ず「小さな成功体験」の積み重ねがあります。私自身も、遠回りや失敗を重ねながら、ここまで来ました。だからこそ、数字や制度だけでなく、経営者が感じている迷いや不安にも、寄り添えると考えています。
もし今、「頑張っているのに手応えがない」「この方向でいいのか少し不安だ」そう感じることがあれば、気軽にご相談ください。次の一歩となる成功体験を、一緒につくっていければと思っています。
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