雑感(血は争えない?!)-つれづれなるままに税理士 Vol.1-
今後、とりとめのない思いを【雑感-つれづれなるままに税理士-】というかたちで、投稿(不定期)をしていきたいと思います。これはそのときそのときに思うことを書いていこうと思いますので、客観性はありません、主観のみです。意見が合わない方もいらっしゃることかと思いますが、ご了承ください。
血は争えない?!
私の父は脱サラして自営業をし、母はその仕事を手伝っていました。また、母方の祖母も喫茶店やたばこ屋を経営してました。
子供の頃から、サラリーマンはいい、日々の売上を気にしなくていい生活は最高だと母から言われて育ちました。母は金銭的にも苦労が絶えなかったので、2人の子供(兄と私)には、サラリーマンとして平穏な人生を歩むことを切に願っていました。
しかし、兄は30代のときに自営業(アジリティという犬の訓練場を経営)となり、私は税理士として独立しました。私も社会人になったときには、サラリーマンとして定年まで働くつもりでしたが、結果的には独立の道を選びました。母には、申し訳ないですが、心のどこかで、両親が自営業で働いていた姿を憶えていたのかもしれませんし、子供のころから自営業の両親を見ていたことで、かえって自営業へのハードルが下がっていたのかもしれません。祖母から3代、血は争えないってやつです。
ただ両親が自営業だったことは悪いことばかりではありません、私自身は事業経営の難しさや人を雇うことの大変さなどを子供の頃から見聞きしていました。また、大学生になる頃には少しは、両親の相談相手にも慣れていた気がします。こういったことが今、経営者に寄り添う税理士として、経営を外側からだけ見るのではなく内側から見るということについては大変、役に立っております。
時代は変わっても経営者の悩みは同じようなものだとお思います。コロナが収束してきたとはいえ、すぐに中小零細企業の取り巻く環境が良くなるとは言えないのが現状です。こういった中、自分が何ができるのかを考え、皆様に有益なサービスを提供したいと思っております。