経営者に必要な3つのステップ-つれづれなるままに税理士 Vo23-

成功する経営者に必要な3つのステップについて、飲食店の店主を例に考えてみます。

ステップ1 確かなスキル

まず必要なのは、商品やサービスそのものの「確かなスキル」です。

飲食店であれば、料理がおいしくなかったり、衛生面に問題があったりすれば、そもそも商売として成り立ちません。

どれだけ営業力があってお客様を集めても、提供する商品やサービスの質が低ければ、長く経営を続けることは難しいでしょう。

まずは、お客様に対して十分な価値を提供できるだけのスキルが必要です。

ステップ2 営業力

次に必要なのが「営業力」です。

飲食店であれば、どれだけ料理がおいしくても、お客様に来てもらえなければ売上にはつながりません。

良い商品やサービスを持っていても、それを知ってもらい、実際に購入してもらう力がなければ、そのスキルを発揮する機会そのものがありません。

つまり、確かなスキルを売上につなげるためには、集客や営業の力が必要になります。

ステップ3 人を使う能力

そして、会社やお店を大きくしていくために必要になるのが「人を使う能力」です。

飲食店で考えると、自分一人で営業しているうちは、自分自身が料理を作り、掃除をし、接客をすれば一定の品質を保つことができます。

しかし、お客様が増え、従業員を雇うようになると状況が変わります。

従業員をうまく育てることができなければ、料理の味が落ちるかもしれません。掃除が十分にできなくなったり、接客上のトラブルが発生したりする可能性もあります。

事業が大きくなるほど、経営者自身の能力だけではなく、従業員に仕事を任せ、一定の品質を維持する能力が重要になります。

3つの能力を確認する

この3つのうち、どれか一つが欠けていると、事業を成長させることは難しくなります。

ベンチャー企業などを見ても、会社を大きくしている経営者や、優良企業と呼ばれる会社の経営者には、

「確かなスキル」
「営業力」
「人を使う能力」

この3つが備わっていることが多いように思います。

もちろん、この3つがあれば必ず経営がうまくいくというわけではありません。

資金力や市場環境、タイミングなど、経営にはさまざまな要素があります。

それでも、成功している経営者を見ていると、この3つの能力を一定水準以上持っているケースは非常に多いと感じます。

会社を経営されている方は、一度、

「自分にはこの3つの能力が備わっているだろうか」

と確認してみてください。

そして、もし弱い部分があるのであれば、そこが今後の会社経営を成長させるための課題なのかもしれません。

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澁谷 正
澁谷 正